竹パウダーの効能
忍法 「土壌改良」 の術
収穫量の増加、甘みや旨味の増加、発芽成長促進・土中の抗菌防虫・抑草・肥料コスト削減が見込めます。
1畝(1a,100㎡)に対し竹パウダー5kgを基準としています。
プランターの場合は土の1割程度が基準です。
竹パウダーを散布後土へ混ぜ込んで嫌気状態にして1週間程土を寝かせた後種まき、植えつけをするとより効果的です。
また、竹パウダーを雑草の抑制もかねて使用したい場合や種をまいた後、または植えつけ後に散布する場合は土の地肌が見えなくなるように竹パウダーを撒くだけでも効果があります。果樹栽培に竹パウダーを使用する場合は果樹の根元ではなく約30~50cm程離してドーナツ状に厚さ1cm程散布して下さい。
忍法 「生ゴミ処理」 の術
発泡スチロールの箱(空気が遮断され嫌気状態になればOK)に竹パウダーを1/3~1/2入れ(米の研ぎ汁を少量入れると処理能力UP)そこへ生ゴミを投入します。生ゴミを投入した後必ずかき混ぜるようにしてください。
かき混ぜたらフタをし、空気を遮断します。
竹パウダーの中に生ゴミを入れると、乳酸菌の作用によって生ゴミが自然発酵しますが竹パウダーの効果でいやなニオイや害虫は発生しません。投入した生ゴミは次々に分解されていきますので毎日のように生ゴミを入れていくことがで出来ます。竹パウダーの量に対して生ゴミの量が多過ぎると分解しづらくなっていきますのでその場合は竹パウダーを追加してください。処理箱がいっぱいになれば生ゴミを投入するのを止めフタをした状態で、中身が完全に分解されるまでおよそ2週間~1ヶ月ほど待ちます。完全に分解された竹パウダーは環境にも非常に優しいエコ堆肥として利用できます。※ただし、玉ねぎの皮、トウモロコシの芯、たけのこの皮、柑橘類の皮は分解されないのでご注意ください。
忍法 「家畜飼料」 「ペット消臭」 の術
エサに竹パウダーを少量混ぜてあげると(エサに対して竹パウダーを1~2%程)乳酸菌の整腸作用により、食欲が増し、下痢は抑えられさらに抵抗力が上がり病気にかかりにくくなります。
また、糞尿の脱臭効果もあります。
畜舎の床面・糞尿に竹パウダーを1㎡当たり200g程撒いても脱臭効果があります。
忍法 「漬け床」 の術
- ●作り方
- 竹パウダー 1kg
- ヌカ 1kg
- 塩 250g
- 水 2l
今までのヌカ床は、毎日かき混ぜて空気を入れないと乳酸菌の働きが悪くなって漬物が美味しくできませんでした。それは米ヌカに含まれる油分が通気性を悪くしているのが原因のようです。米ヌカに竹パウダーを1対1で混ぜた漬け床は油分の少ない竹パウダーのおかげで適度に通気性が保たれるので、かき混ぜる必要がありません。
竹パウダーを使用することで良質の乳酸菌が活発に働いてくれますので普通のヌカ漬けの半分のスピード、少ない塩の量で漬物ができるのでさわやかで塩分が少なく野菜本来の甘みが良くでた美味しい漬物ができあがります。